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CAD設計という考え方について

このページは何のためにあるか

「CADを使っています」という事実を説明するためのページではない。

 

円山プレシャスの Custom や Rebuild で、なぜ形について話ができるのか、なぜ変更できること・できないことを事前に整理できるのか。

 

そうした判断の前提にある考え方を、言葉として整理するためのページである。

 

ここを読んだからといって、何かを選んだり、申し込んだりする必要はない。
判断のための背景説明として位置づけている。

なぜ「形の話」ができるのか

ジュエリーの形を、完成イメージや雰囲気としてではなく、寸法と構造の集まりとして扱っているから。

CAD上では、形は感覚的なものではなく、数値と関係性として整理されている。

 

たとえば、幅・厚み・高さ・石の位置・部品同士の関係などは、すべて具体的な値と構造として保持されている。

そのため、どこを変えられて、どこは変えられず、どこを動かすと他に影響が出るのかを、
感覚ではなく構造として確認できる。

 

「きれいかどうか」や「好きかどうか」を決めるためではなく、話し合いが成立する状態を作るために、この考え方を使っている。

なぜ「変更できる範囲」を整理できるのか

CADでは、すべてが自由に変えられるわけではない。

 

各要素には、この寸法は固定される、ここは連動して変わる、ここを変えると全体に影響が出る、といった構造上のルールがある。

 

そのため、「できます/できません」という単純な判断ではなく、ここまでは成立する、ここから先は別の設計になる、という形で、判断の材料として説明できる状態を作ることができる。

00 / 50 / 100 が分かれる理由

00 / 50 / 100 は、知識量や準備の良さを表す数字ではない。

違いはひとつだけで、どこから設計を始めるかが異なる。


From Zero

形や構造が、まだ定まっていない状態。
CADでは、前提条件や制約を整理するところから始まる。
何が決まっておらず、何を決める必要があるかを明確にする段階。


In Progress

すでに形やイメージが存在している状態。
CADでは、それを読み取り、どこまで変更可能かを整理する作業になる。


Ready

寸法や形が具体的に決まっている状態。
CADは、成立するかどうかの確認と微調整を担う。

どれが上か下かという話ではない。
設計のスタート地点が違うだけである。

このページで扱わないこと

このページでは、以下は行わない。

 

どの形が良いかの判断。
美しさや好みの評価。
技術のすごさの説明。
CADツールそのものの紹介。

 

それらは判断材料ではないため、ここでは扱わない。

CADの役割について

Custom や Rebuild で行っているのは、感覚のすり合わせや好みの誘導ではない。

 

構造を共有し、判断できる状態を作ること。

CADはそのための設計の土台であり、このページは、なぜそれが可能なのかを説明しているだけである。

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